生まれる 纏う 成長する
2022年最後に縫ったのは娘のエプロン。
2年前に縫ったエプロンはもう丈も巾も足りなくなり、先日縫ったむかうふくースプーンのまほうーへの娘の反応が良かったので、普段づかいとしてはややドレス感が強いけれど同じデザインで仕立ててみた。
昨日、従姉妹のところへお泊まりをした娘は、そのエプロンを着て帰って来た。次の日の着替えにと、かばんにエプロンを詰めた娘の姿を思った。
生後間も無くクラフトフェアやイベントにと連れ歩いた娘は、歩き喋り始める頃には兄と共に自由に会場を舞い巡り、周りの皆さんに目を配ってもらいながら自由に1日を過ごしていた。
そんな娘もいつの間にか私の作るこども服からは身体の大きさも雰囲気や好みもはみ出してしまい、それは成長だと喜びつつ割り切ってしまう私とは裏腹に、娘は偶に母が作る服を嬉しんでくれているんだと感じた今日。
この世に生まれ 産着を纏い 子は少しずつ成長をしていく
母は日々縫いつくり また子は纏う それは生活になり
子はいつか大人になり出会い 特別な一着を纏い 新たな生活をつくる
そしてまた生まれ 纏い 成長するー
繰り返し繋がっていく日常の流れの中に
私の服づくりはあり 一着を紡ぎながら生活が続く
娘を見ながら自分の服づくりを思うこの日。
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